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「森保一監督続投で代表人気低下」ポステコグルー招へい報道にもJFA批判が

アンジェ・ポステコグルー 写真:Getty Images

 セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、FIFAワールドカップ・カタール大会終了後に日本代表監督に就任する可能性が報じられている。そんな中、日本のサッカーファンからは森保一監督の続投に対して反対意見が噴出しているほか、ポステコグルー招へいを望む声も沸き起こっている。

 日本サッカー協会(JFA)は2018年のロシアW杯終了後に森保一氏を招へい。カタールW杯でのベスト8入りを目標に掲げる中、カタールW杯アジア最終予選グループBを2位で終えて本大会出場権を獲得していた。

 また今年6月にはブラジル代表など4カ国と対戦したほか、9月のキリンチャレンジカップ2022ではアメリカ代表を下したほかエクアドル代表相手に引き分け。2試合連続無失点と一定の成果をあげていた。

 ただ一方で、アジア最終予選でセルティック所属FW古橋亨梧やMF旗手怜央など一部選手を先発起用しなかったことで批判を浴びると、本大会のメンバー選考でも古橋亨梧、旗手怜央、ウニオン・ベルリン所属MF原口元気の落選させたことによって物議を醸していた。

 カタールW杯後の日本代表の監督人事については、森保一監督続投の可能性がある一方でポステコグルー監督招へいにむけた動きがあると一部メディアが報じている。

 すると森保一監督続投の可能性に対して「森保続投は勘弁」、「代表人気下がるばかり」、「監督人選している人の責任は?」といった否定的な声が噴出。「とにかく田嶋幸三は会長辞任を」とJFAの体制変更を求める声も上がっている。

 一方でポステコグルー監督就任の可能性に対しては「ポステコグルージャパンいいね!」、「ポステコグルーになったら古橋亨梧ワントップ確定だな」、「森保続投よりはマシ」といった賛同意見がある。それでも「オファーしたところで日本代表監督やらないだろうな」、「協会幹部が変わらないと招へい無理」という声も上がるなど、JFAに批判の矛先が向いている。

 なお日本代表は今月17日にカナダ代表との強化試合に臨むと、23日のカタールW杯グループリーグ初戦でドイツ代表と激突。27日のコスタリカ代表と相対するほか、来月2日にはW杯優勝候補のスペイン代表と対戦する。