明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパス所属のブラジル人FWマテウス・カストロ(28)に、母国復帰の可能性があるようだ。11日、フルミネンセ専門のYouTubeチャンネル『Sou Tricolor』が報じている。
マテウスは2014年8月にECバイーアから大宮アルディージャへレンタル移籍。一度ECバイーアに復帰したが2015年7月に再び大宮アルディージャへ移籍している。そして2019年には大宮アルディージャから名古屋グランパスへ完全移籍すると、加入1年目は外国人枠の関係でシーズン後半戦は横浜F・マリノスで過ごしたが、2020シーズン以降はレギュラーに定着。今季もJ1リーグ30試合の先発出場で8ゴールをあげるなど、前線2トップの一角で活躍していた。
そんな中『Sou Tricolor』の報道によると、ブラジル1部フルミネンセの幹部がマテウス本人や同選手の代理人にコンタクトをとったとのこと。同選手と名古屋グランパスの契約期間は2024シーズン終了後までであることから、交渉成立時には移籍金が発生するものとみられる。
またブラジル国内ラジオ局『Difusora 890AM』の報道によると、フルミネンセは横浜F・マリノス所属のブラジル人MFマルコス・ジュニオール(29)の再獲得も狙っているとのこと。こちらに関してもすでに交渉を進めているほか、マルコス・ジュニオールと横浜F・マリノスの契約期間は来年1月までと伝えられている。
なおフルミネンセは最終節のみを残す中、今季のブラジル1部リーグで首位パルメイラスから14ポイント差の3位。すでに来季のコパ・リベルタドーレス(南米選手権)グループステージ出場権獲得を決めている。
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