リーグアン(フランス1部)のオリンピック・リヨンでプレーしていたブラジル人DFマルセロは今年1月、契約解除により退団。退団理由が「ロッカールームでの不適切なおならを繰り返した」と報じられたことで話題を呼んでいた。そのマルセロによる極めて珍しい退場劇が、日本国内で再び注目を集めている。
マルセロはリヨン在籍時の2017年10月1日、リーグアン第8節・アンジェ戦に出場すると50分に相手選手を自陣で倒したことにイエローカードを貰う。その際、両手を広げて主審に不満を見せると、振り上げた左手が主審の持っていたイエローカードに直撃。マルセロの行為は故意ではないとみられるが、主審はすかさずマルセロに対してレッドカードを提示しており「サッカー史上、最も不憫な退場劇」としてフランス国内外のメディアに取り上げられていた。
そんなマルセロの退場劇には、80万人のフォロワーを持つインフルエンサーの滝沢ガレソ氏も反応。同氏が今月4日に退場シーンをアップした上で「【悲報】サッカー選手さん、イエローカードに偶然手が当たりレッドカードもゲットする」と投稿すると、「これは可哀想…」、「審判の個人的な怒りなんだろうなぁ」、「保留変化」といったコメントが数多く寄せられている。
マルセロは今年1月26日にリヨンを退団しているが、フランス紙『レキップ』など複数メディアは「マルセロがロッカールーム内でおならを繰り返し、チームメイトと一緒に笑っていたことにより、ピーター・ボス監督やジュニーニョSD(スポーツディレクター)の怒りを買った」と報じていた。
ただ本人は今年5月10日に自身のツイッターアカウントを更新した際、「レキップのおかげで、この報道を否定するために久々にツイッターに戻ってきたぜ。最近のジャーナリズムはジョークばかりだな」と皮肉を交えながら報道内容を否定していた。
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