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元横浜FMティーラトンに海外再挑戦の可能性!家庭の事情で母国復帰も…

ティーラトン・ブンマタン 写真:Getty Images

 かつて明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸や横浜F・マリノスに在籍していたタイ代表DFティーラトン・ブンマタンは現在、石井正忠監督率いるブリーラム・ユナイテッドでプレーしている。しかしここに来て同選手に韓国移籍の可能性が浮上しているようだ。2日、タイ紙『タイラット』が報じた。

 同選手は2018シーズンにヴィッセル神戸でプレーしたほか、2019シーズンから3年間にわたり横浜F・マリノスで活躍。加入1年目にはクラブのJ1優勝に大きく貢献していた。また昨年12月に横浜F・マリノスからブリーラム・ユナイテッドへ復帰すると、2021/22シーズンは左サイドバックのみならず中盤センターやインサイドハーフなど複数ポジションを任せられる中、公式戦ほぼ全試合で先発出場。タイ国内3冠という快挙を成し遂げていた。

 そんなティーラトンは今季もここまでリーグ戦全11試合に先発出場し、4アシストをマーク。今年9月にはタイ代表戦でもキャプテンマークを巻くなど、充実期を過ごしている。

 その中『タイラット』はティーラトンの去就について「韓国のクラブからの関心が噂されている。ただ優勝候補のちーむなのか、中位クラブなのかは分からない」と報道。同選手にJリーグでのプレー経験があることにも触れている。

 またタイ代表での最多得点記録保持者であるピヤポン・ピウオン氏は『タイラット』のインタビューに応じた際、ティーラトンについて「事実かどうかはわからないが、私はこの噂を気に入っている。タイの人々は、ティーラトンが韓国で出場機会を得られると言うだろうね」とコメント。同選手の韓国移籍を推奨しているようだ。

 ただ一方で川崎フロンターレ所属のタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンは、ティーラトンが日本で友達ができなかった息子のことを思って母国復帰を決断したことを明かしている。家族おもいのティーラトンが海外再挑戦という決断を下すか注目が集まる。