かつてヴィッセル神戸やセレッソ大阪でプレーしたブラジル人DFダンクレー(30)は今年7月末、サウジアラビアの名門アル・アハリを退団。3カ月にわたり無所属状態となっていたが、間もなく新天地が決まるようだ。10月31日、ブラジルメディア『ランセ』が伝えている。
ダンクレーは昨年6月にセレッソ大阪からアル・アハリへ完全移籍。加入1年目の2020/21シーズンにリーグ戦ほぼ全試合でフル出場すると、2021/22シーズンもセンターバックの主力選手としてプレー。ただアル・アハリの2部降格やサウジアラビアサッカー連盟からクラブに対する罰金処分もあり、7月29日に退団。来年6月まで残っていた契約を解除することでアル・アハリと合意に達していた。
同選手の去就については、8月にブラジル2部クルゼイロからのオファーが報じられたものの、ブラジルの移籍市場最終日までに加入することはなかった。
そんな中、ダンクレー本人は『ランセ』のインタビューに応じると、「海外でプレーするのはとても幸せだね。ヨーロッパや日本、中東の環境に慣れてきたし、そうした環境面での慣れがかなり自分自身を助けていると思っている」
「(移籍先のクラブとは)すでに交渉を進めているし、1週間以内には決まると思う。コンディションは万全だし、プレーしたいんだ」とコメント。同選手の移籍先はUAE国内クラブとみられており、Jリーグ復帰の可能性はないようだ。
なおダンクレーは過去にポルトガル1部エストリルやフランスのRCランスなどでプレー。2019年から2年半にわたってヴィッセル神戸やセレッソ大阪に在籍していた。
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