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磐田・遠藤保仁とパトリックの談笑に賛否両論!G大阪復帰待望論や引退説も

ジュビロ磐田 MF遠藤保仁 写真:Getty Images

 ジュビロ磐田は29日、明治安田生命J1リーグ第33節・ガンバ大阪戦で0-2と敗れてJ2降格が決定。元日本代表MF遠藤保仁(42)にとって古巣対戦だったが、ガンバ大阪所属FWパトリック(35)とのやり取りや今季終了後の去就に注目が集まっている。

 ジュビロ磐田は前節終了時点で入れ替え戦圏内の16位から4ポイント差の最下位。J1残留にむけてガンバ大阪戦での勝利が絶対条件だった。しかしパナソニックスタジアム吹田で行われた裏天王山では、66分にFW食野亮太郎(24)に先制ゴールを許すと、73分にもパトリックにゴールネットを揺らされる。

 2点ビハインドとなった後は、高卒1年目のFW古川陽介(19)やMF金子翔太(27)らを投入して反撃を試みるもゴールを決めることはできず、0-2で敗北。この結果、16位の京都サンガから6ポイント差となったことにより、最終節を残してJ2降格が決まっている。

 そんなガンバ大阪との一戦では、遠藤保仁がフル出場。試合後には古巣クラブであるガンバ大阪のサポーターに挨拶して、拍手で迎えられている。

 ただツイッターでは、試合中に遠藤保仁とパトリックが笑顔で談笑していると話題に。「パトとヤットさん何話してたんやろ」、「パトとヤットさんの笑顔での会話ほっこりした」といったコメントが沸き起こる一方、ジュビロ磐田サポーターからは「J1残留かかっている試合で喋っている場合か」、「ヤットさん大事な試合なのに…」と否定的な声が上がっている。

 またジュビロ磐田のJ2降格が決まったこともあり「ヤットさんガンバに戻るのかな」、「ガンバに戻ってきて!」とガンバ大阪復帰待望論も噴出。くわえてガンバ大阪サポーターへの挨拶後には「引退しそうな雰囲気が…」、「ヤットさんの挨拶、なにこの引退する感」といったコメントも数多く寄せられるなど「ヤットさん」がトレンド入りしている。

 なお遠藤保仁はガンバ大阪で20年近くプレーした後、2020シーズン途中に出場機会を求めてジュビロ磐田へ期限付き移籍。昨季終了後に完全移籍に切り替わると、今年3月12日にジュビロ磐田の一員として初めてガンバ大阪と対戦していた。