明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ所属の元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(33)が、ブラジル1部SCインテルナシオナウへ復帰する可能性や日本での生活について語った。
ダミアンは中東やMLS(メジャーリーグサッカー)からのオファーが伝えられる中、昨季終了後に川崎フロンターレと契約更新。複数のブラジルメディアは、同選手と川崎フロンターレとの契約期間が2023シーズン終了後までと報じている。
ただ現地では再三にわたりSCインテルナシオナウ復帰が噂されているほか、アルゼンチン1部ボカ・ジュニアーズやブラジル1部ボタフォゴFRからの関心が伝えられていた。
さらに同選手の代理人は今年6月、イタリアメディア『カルチョウェブ』のインタビューで「100%の力を発揮するためには、理想的な環境が必要だ。我々は適切なオファーを待っている」とコメント。欧州挑戦の可能性を示唆していた。
自身の去就に関心が集まる中、ダミアン本人は今月22日にブラジルメディア『Vozes do Gigante』のインタビューに対応。「33歳だけど、身体はまだ元気だね。(身体の)ケアをしているし、すぐに引退するつもりはないんだ。SCインテルナシオナウでの現役引退を望んでいるよ」
「もしオファーが届けば、僕は混乱するだろうね。(SCインテルナシオナウに対する)僕の愛情は大きいけど、(川崎フロンターレとの)契約が残っているんだ。話し合いが必要だろうね」と、古巣復帰に前向きであることを明かしている。
ただ一方で「僕は家族と一緒に日本で幸せに暮らしている。試合に負けても食事に行けるし、日本は安全なところなのさ」とコメント。3年以上にわたる日本での生活に満足していることも強調した。
ダミアンは2019年に川崎フロンターレへ加入すると、昨季まで主力選手として活躍。J1リーグや天皇杯などのタイトル獲得に貢献していたが、今季はここまでリーグ戦で5得点にとどまっている。また8月20日のJ1リーグ第26節・アビスパ福岡戦で負傷。9月以降は公式戦全試合でメンバー外となっている。
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