神戸がJ1残留争い脱出？横浜FM・川崎のJ1優勝争い参戦に「日程くん凄い」

　明治安田生命J1リーグの優勝争いは残り2節となる中、横浜F・マリノスと川崎フロンターレの2クラブに絞られている。そんな中、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ（38）らを擁するヴィッセル神戸がJ1優勝争いの行方を左右する対戦カードとなっていることがSNSで話題を呼んでいる。

　今月12日開催のJ1リーグ第27節では、首位の横浜F・マリノスが最下位ジュビロ磐田と対戦。横浜F・マリノスはこの試合で勝利し、かつ川崎フロンターレが京都サンガ戦で引き分け以下に終わればJ1優勝が決まるという状況だった。

　しかし前半からジュビロ磐田の堅い守備を前に苦しむと、83分にMF古川陽介（19）から先制ゴールを奪われて0-1とまさかの敗北。前節のガンバ大阪戦につづきホームで連敗を喫している。

　一方の川崎フロンターレは京都サンガ相手に22分までの2ゴールを奪うと、61分にはブラジル人FWマルシーニョ（27）が追加点を奪取。3-1と勝利し、横浜F・マリノスに2ポイント差まで詰め寄っている。

　J1優勝へ足踏みが続いている横浜F・マリノスは、11月5日の最終節に敵地でヴィッセル神戸と対戦。逆転優勝を狙う川崎フロンターレは、10月29日の第33節でホームにヴィッセル神戸を迎え撃つ。

　この試合日程にツイッター上では「ヴィッセル神戸がラスボスか」、「ヴィッセル神戸が思わぬ形でJ1優勝争いに絡むとは…」、「日程くん凄い！」といったコメントが寄せられているほか、「今のヴィッセル神戸は強敵だから優勝争いに絡むのにふさわしい」、「J1残留争いから優勝争いの鍵を握る立場に」と、ヴィッセル神戸の躍進に対する驚きの声も上がっている。

　ヴィッセル神戸は12日のJ1リーグ第27節・湘南ベルマーレ戦で1-0と勝利。5連勝と勢いに乗ってJ1残留へ王手をかけているだけに、横浜F・マリノスと川崎フロンターレにとって手ごわい相手となりそうだ。