Jリーグ 松本山雅

藤枝・須藤大輔監督が松本戦で暴言?「金もらっているのか」家本政明憤慨

家本政明氏 写真:Getty Images

 明治安田生命J3リーグ第28節・藤枝MYFC対松本山雅FCが今月9日、藤枝総合運動公園サッカー場で開催。元Jリーグ審判員であり、現在Jリーグのフットボール本部・フットボール企画戦略部のマネージャーを務める家本政明氏(49)が、クラブ関係者と思われる人による言葉に対して憤りを感じたことを明かしている。

 家本政明氏は試合後の9日19時半ごろに自身のツイッターアカウントを更新。「藤枝v松本戦。聞き捨てならない言葉が集音マイクを通じてたくさん聞こえてきたがどなたが発しているのだろうか」と切り出すと「68分頃には『金もらっているのか!』という声もはっきりと聞き取れる」

 「これがチーム関係者であったなら、なんらかの対応をして欲しい。フットボールの価値を傷つけるとても悲しい言葉だ」と憤慨。審判員に対する侮辱とも解釈できる言葉がDAZN中継の集音マイクを通じて聞こえてきたことに触れると、「全くその通り」、「これは処分が必要」、「言っていいことと悪いことがある」といったコメントが寄せられている。

 また一部のSNSユーザーは、藤枝MYFCの須藤大輔監督が審判員に何度も激しい口調で抗議したほか、罵声を浴びせたと指摘。同監督は80分にイエローカードを貰っている。

 ただ一方で家本政明氏のツイートに対して、「審判の判定酷かった」、「主審のジャッジも最低」、「試合コントロールできないレフリーも多い」といった声も上がるなど、審判の判定に対する異議も唱えられている。

 なおこの一戦は、ホームの藤枝MYFCが1-0で勝利。首位のいわきFCから5ポイント差の3位につけている。一方の松本山雅は藤枝MYFCと4ポイント差まで開き、J2昇格争いから後退している。