鹿島アントラーズは8日、明治安田生命J1リーグ第32節・ジュビロ磐田戦を3-3の引き分けで終了。この一戦で応援ボイコットをしたとみられるサポーター団体に対する批判が沸き起こっている。
鹿島アントラーズは8月に岩政大樹コーチが監督に就任して以降、公式戦で2勝4分3敗。リーグ戦では8月14日のJ1リーグ第25節・アビスパ福岡戦を最後に白星から見放されているほか、前節終了時点で首位の横浜F・マリノスから15ポイント差とJ1優勝の可能性が消滅していた。
また今月5日の天皇杯準決勝・ヴァンフォーレ甲府戦では0-1と敗北。ベスト4での敗退により今季無冠が確定すると、ゴール裏の一部サポーターが選手や岩政大樹監督に対して怒号を飛ばすなど、スタジアムは騒然とした雰囲気に包まれていた。
敵地のヤマハスタジアムで迎えたジュビロ磐田戦では、前半10分にMF樋口雄太(25)のゴールで先制したものの、前半終了までに3失点。後半に入って攻勢を強めたが、逆転までには至らず3-3の引き分けで試合を終えていた。
ただこの試合では、試合前からアウェイゴール裏に横断幕が掲示されていなかったとのこと。異様な雰囲気に包まれた鹿島アントラーズゴール裏の様子がツイッター上で拡散され、話題を呼んでいた。
さらに鹿島アントラーズのサポーター団体である『インファイト(IN.FIGHT)』が応援をボイコットした上、サポーターに対して応援を控えるよう呼びかけたとのこと。ツイッターでは「インファイト解散しろ」、「もうスタジアムに来ないで」、「インファイトいなくなった方がいい」とサポーター団体への批判が殺到している。
なお鹿島アントラーズはジュビロ磐田戦での引き分けにより、来季AFCチャンピオンズリーグ出場圏内の3位サンフレッチェ広島まで6ポイント差に詰め寄っている。
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