
J1リーグ歴代2位の年少得点記録
2018年ルヴァン杯でプロ初得点を決めるなどした久保だったが、J1リーグでの更なる出場機会を求めて夏の移籍市場で横浜F・マリノスへの期限付き移籍を選択。2018年8月26日、J1第24節ヴィッセル神戸戦でスタメン出場し、J1リーグ初得点を記録した。17歳2カ月22日で、森本貴幸に次ぐJ1歴代2位の年少得点記録となっている。

日本代表歴代2位の年少招集記録
2019年、期限付き移籍先の横浜FMからFC東京へと戻った久保は、J1リーグで開幕節から4試合連続スタメン出場。5月には2試合連続得点を記録すると、2019年5月23日に発表されたキリンチャレンジカップに臨む日本代表(A代表)に初招集された。市川大祐に次ぐ歴代2位の年少招集記録であり、21世紀生まれの初のA代表選手となった。
日本代表歴代2位の年少出場記録
2019年6月9日、日本代表が挑むキリンチャレンジカップのエルサルバドル戦で後半22分から途中出場した久保。A代表年少招集記録と同様に、市川大祐に次ぐ歴代2位のA代表年少出場記録となった。18歳5日での招集とあって、久保専用のカメラが設置されるなど大きな注目を集めた。

欧州4大リーグ日本人最年少出場記録
2019年に日本代表(A代表)デビューを果たした久保は、同年6月にスペインのレアル・マドリードに移籍し、さらに8月22日にRCDマジョルカへと期限付き移籍。9月1日、2019/20シーズン第3節のバレンシア戦で後半34分から途中出場し、ラ・リーガデビューを飾った。丸岡満(現ランス・ヌサンタラ/インドネシア)の18歳8カ月14日を更新する、18歳2カ月28日での欧州4大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア)日本人最年少出場記録となっている。
欧州4大リーグアジア出身選手最年少得点記録
マジョルカにて欧州4大リーグ日本人最年少出場を果たした久保は、さらに2019年11月10日、2019/20シーズン第13節のビジャレアル戦でスタメン出場すると、ミドルシュートでラ・リーガ初得点を記録した。このとき18歳5ヶ月6日で、欧州4大リーグにおけるアジア出身選手最年少得点記録を更新した。

ラ・リーガ100試合出場記録(EU圏外枠選手歴代2位の年少記録)
久保はマジョルカ(2019-2020)の後、ビジャレアル(2020-2021)ヘタフェ(2020-2021)再度マジョルカ(2021-2022)への期限付き移籍を経験。2022年7月19日にレアル・ソシエダへと完全移籍した。2022/23シーズン第6節のエスパニョール戦では、ラ・リーガ通算100試合出場を達成。ラ・リーガはEU圏外枠が3と少なく継続的にプレーするのは容易ではない中、EU圏外枠の選手としては元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロに次ぐ歴代2位の若さでの達成となっている。
若干21歳にして、次々と記録を塗り替えている久保建英。レアル・ソシエダという最適な地をついに見つけ、今後の期待は高まるばかりだ。
コメントランキング