
2022/23シーズンのセリエA第8節が10月2日(日本時間)に行われ、インテルとローマが対戦。
前半30分に、インテルのMFニコロ・バレッラのスルーパスに反応したフェデリコ・ディマルコが先制ゴールを挙げたものの、同39分にはローマのFWパウロ・ディバラがレオナルド・スピナッツォーラのクロスにボレーシュートで合わせ、同点に。後半30分にはロレンツォ・ペッレグリーニのフリーキックからクリス・スモーリングがヘディングで得点したことで、ローマが2-1で勝利した。
インテルを相手に、リーグ戦では2017年2月以来となる白星を飾ったローマ。いかにして勝機を見出したのか。ここでは、この点について分析する。

インテルのビルドアップを封殺
ローマは[5-2-3]の守備隊形で、基本布陣[3-1-4-2]のインテルのビルドアップに対抗。フィールドを縦に5分割する5レーン理論における中央の3レーンを、ディバラ、ペッレグリーニ、ニコロ・ザニオーロの3トップ、及びブライアン・クリスタンテとネマニャ・マティッチの2ボランチがまめに埋めていた。
インテルの最終ラインからアンカーのクリスティアン・アスラニへのパスコースをペッレグリーニが塞いだほか、ミラン・シュクリニアルとアレッサンドロ・バストーニの攻め上がりも、ディバラやザニオーロの監視によって封じられる形に。特に前半はインテルのビルドアップのテンポが上がらなかった。

インテルの先制場面では、センターバックのジャンルカ・マンチーニとスモーリングがラウタロ・マルティネスやエディン・ジェコの動き出しに釣られ、これにより生まれたスペースをディマルコに突かれたものの、ローマは前述の守備を継続。前半39分のディバラの同点ゴールは、インテルのMFハカン・チャルハノールが右サイドのバレッラに送ったロングパスを、左ウイングバックのスピナッツォーラが奪ったことでもたらされた。ローマとしては狙い通りのカウンターだっただろう。
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