Jリーグ 鹿島アントラーズ

湘南J1昇格に貢献も…元鹿島・甲府・松本ジネイが現役引退

ジネイ 写真:Getty Images

 かつて鹿島アントラーズや湘南ベルマーレ、ヴァンフォーレ甲府、松本山雅などでプレーしたブラジル人FWジネイ(38)が、今年10月をもっての現役引退を表明した。

 ジネイは2015年、当時ブラジル2部のECヴィトーリアから鹿島アントラーズへ完全移籍。鹿島アントラーズでは2度の右膝半月板損傷により本領発揮とはならなかったが、湘南ベルマーレでは主力選手として活躍。2017シーズンに2桁ゴールをあげてJ1昇格に貢献していた。

 また2018年にはヴァンフォーレ甲府や松本山雅に在籍したものの結果を残せず、2018シーズン終了後に松本山雅を退団。およそ1年にわたり無所属状態となっていたが、2020年1月以降はブラジル3部ECジャクイペンセや古巣ECヴィトーリアでプレーしていた。

 しかし今季はここまでブラジル3部リーグで25試合中12試合の出場で無得点。一度もスタメンに抜てきされていなかった。

 その中、ECヴィトーリアは今月2日、同選手が10月をもって現役引退すると公式発表。ツイッター上では、Jリーグファンから「ジネイお疲れ様!」、「ジネイ好きだったなあ」、「また日本に来てね!」といったコメントが寄せられている。