明治安田生命J1リーグ・サガン鳥栖所属の今月28日、U19日本代表MF福井太智(18)が来年1月1日にバイエルン・ミュンヘンへ完全移籍することを公式発表。ドイツ国内で両クラブの取引内容が伝えられているほか、かつてボルシア・ドルトムントでプレーした元日本代表MF香川真司(33)と比較されている。
福井太智はサガン鳥栖U12在籍時から頭角を現すと、昨年3月に16歳7か月という若さでYBCルヴァンカップ・グループステージの鹿島アントラーズ戦でトップチームデビュー。今年3月にプロ契約を締結すると、今季はここまでルヴァンカップ・グループステージ3試合に出場していた。
また今年5月から6月にかけて、U19日本代表の一員として第48回モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)に参戦。今月にはAFC U20アジアカップウズベキスタン2023予選でもU19日本代表のメンバー入りを果たしていた。
そんな福井太智については、先月中旬の時点でバイエルンの練習参加が報じられると、サガン鳥栖も28日になってバイエルンへの完全移籍を公式発表。ドイツ紙『tz』バイエルン・ミュンヘン担当記者のツイートによると、バイエルンは同選手の獲得で移籍金40万ユーロ(約5600万円)を支払うという。
またドイツメディア『TAG24』は同選手を「香川真司を彷彿とさせるタレント」と高く評価。ドイツ紙『ビルト』も先月に「福井太智はバイエルンⅡで、強いボールハンドリングと優れたパスで注目を集めた。かつて2010年から2012年、2014年から2019年までボルシア・ドルトムントでプレーした香川真司みたいだ」と紹介していた。
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