プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンU、移籍市場閉幕ギリギリでエスパニョールFWをレンタルで狙っていた?

ラウール・デ・トマス 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドが、エスパニョールに所属するスペイン代表FWラウール・デ・トマス(27)の獲得に動いていたようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えた。

 マドリード下部組織出身のデ・トマスはスペインの複数クラブへのレンタル移籍を経て、2019年夏にベンフィカへ移籍。2020年1月からエスパニョールに活躍の場を移すと、昨季はラ・リーガ34試合に出場して17ゴール3アシストの好成績を収め、昨年11月にはスペイン代表デビューを果たしている。

 そんなデ・トマス獲得に向けて、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの去就が不透明であったユナイテッドがレンタルでの獲得を目指してエスパニョールと交渉していた模様。スペイン代表FWも移籍を望んでいたというが、ユナイテッドからのアプローチが遅かったこともあり、合意には至らなかったようだ。

 なお、ユナイテッドは今夏にブラジル代表FWアントニーを総額8500万ポンド(約137億1000万円)で獲得したほか、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネス、ブラジル代表MFカゼミーロなどを2億ポンド(約323億4000万円)以上費やして獲得。さらに、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンをフリーで補強している。