シャルケ所属の日本代表DF吉田麻也(34)は、先月27日のブンデスリーガ第4節・ウニオン・ベルリン戦で5失点に関与。現地メディアから最低評価を受けるなど酷評される中、日本代表MF遠藤航(29)とDF伊藤洋輝(23)擁するVfBシュツットガルトとの一戦で名誉挽回のチャンスが与えられるようだ。2日、英メディア『90min』ドイツ版が伝えている。
シャルケは日本代表MF原口元気(31)擁するウニオン・ベルリンとの一戦で、1-2で迎えた前半アディショナルタイムに追加点を許すと、後半キックオフから1分後にも失点。その後も防戦一方の展開となり、1-6と大敗。守備陣のもろさを露呈したことにより、サポーターから批判を浴びている。
また副キャプテンの吉田麻也は、ウニオン・ベルリン戦でフル出場したものの5失点に関与。ドイツメディア『RUHR24』から「6」点(6段階評価で「1」が最高点)とワースト評価を受けたほか、ドイツ紙『ビルト』からは「二流の攻撃陣に加え、守備陣(特にヨシダ!)のブンデスリーガ適性に対する疑問も大きくなってきた」と酷評されている。
ただ『90min』は、吉田麻也が今月3日の第5節・VfBシュツットガルト戦でも引き続き先発出場すると予想。「この日本人は自信と落ち着きを持って仕事を続けている。ベンチメンバーと交代の可能性はない」と評している。
一方、ウニオン・ベルリン戦で吉田麻也とのセンターバックコンビを組んでいたDFマリック・ティアウ(21)は、ミランへの移籍が決定。VfBシュツットガルト戦では、リバプールからレンタルにより加入のDFDFセップ・ファンデンベルフ(20)が吉田麻也とのコンビを組むとみられる。
なお『ビルト』はウニオン・ベルリン戦後に「開幕戦から物議を醸しているクラマーが、シュツットガルト戦(9月3日)、VfLボーフム戦(9月10日)で今季初勝利をあげなければ、議論は一気にエスカレートしかねない」と言及。今後2試合の結果次第で監督解任の可能性があると見解を示している。
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