マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ホーランド。プレミアリーグ挑戦1年目ながらゴールを量産する同選手は、偉大な選手たちを上回ろうとしている。
7月1日にシティへ完全移籍を果たしたハーランドは、前所属クラブのボルシア・ドルトムントでゴールを量産。移籍後も勢いは止まらず、プレミアリーグ開幕節となったウェストハム・ユナイテッド戦で2ゴールを記録すると、これまでに行われた6試合で9ゴールと大活躍している。すでにハットトリックを2回記録するなど大暴れだ。
開幕から絶好調のハーランドだが、このペースでゴールを量産するとプレミアリーグの新記録を樹立することになる。元イングランド代表FWアラン・シアラー氏と、元イングランド代表FWアンディ・コール氏が持つプレミアリーグのシーズン最多得点記録だ。
1993/1994シーズンにコール氏が、1994/1995シーズンにシアラー氏が記録した34得点は、約20年が経とうとする現在でも更新されていないプレミアリーグのシーズン最多得点記録。トッテナム・ホットスパーのイングランド代表FWハリー・ケインや、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーすら破ることのできていない偉大な記録だ。
ハーランドが現在のペースで得点を記録すると、最終節終了時点で57得点となる。長期に渡る戦線離脱などが無ければ、記録の更新には十分期待が持てる。果たして、新世代の怪物は偉大なレジェンドたちを上回ることができるのだろうか。
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