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守田英正へのラフプレーが物議!スポルティング幹部「ペペは侮辱発言を…」

守田英正 写真:Getty Images

 スポルティングCP所属の日本代表MF守田英正(27)は20日開催のリーグ戦で、ポルト所属のポルトガル代表DFペペ(39)から顔面を蹴られた。スポルティングCP幹部はペペを批判するとともに、リーグ側に対して何らかの処分を科すように求めている。

 守田英正はプリメイラリーガ(ポルトガル1部)第3節・ポルト戦で先発出場し、70分までプレー。ただ問題のシーズンは38分に起こる。

 守田英正はタッチライン際でペペにボールを奪われると、転倒しながらも右足で再ボールを奪おうとする。ペペは守田英正の右足がかかったとしてピッチに倒れようとしたが、その際に左足が守田英正の顔面を直撃。守田英正は右手で顔面を押さえている。

 さらにこのコンタクトプレーの直後には、ペペとスポルティングCP所属DFマテウス・レイス(27)と口論。ペペはレイスに対して侮辱的発言を行ったとみられるが、主審はペペにイエローカードが提示せず、試合を再開している。

 スポルティングCPのコミュニケーション・ディレクターであるミゲル・ブラガ氏は22日、クラブ公式チャンネル『Sporting TV』のインタビューに対応。「主審は良い仕事をした。結果には何の影響もない。ただ彼は、ペペがマテウス・レイスを侮辱したことを見抜けなかった」

 「我々の選手が処分されたのと同じように、ペペの一件についても規律評議会は同じように行動することを望む」とペペの振る舞いを批判するとともに、同選手に対する処分を要求している。

 ペペはレアル・マドリード在籍時に相手選手の後頭部を蹴るなど、ピッチ上で荒々しいプレーを見せることで多くのサッカーファンに知られている。そんなペペが守田英正へのコンタクトプレーにより、再び議論の対象となっている。