明治安田生命J1リーグ・ジュビロ磐田は20日、磐田東高校サッカー部との親善試合で3-2と辛くも勝利。この一戦で解説を務めた元日本代表の福西崇史氏(45)が、古巣ジュビロ磐田を酷評したことが話題を呼んでいる。
磐田東高校は静岡県の高校総体で17年ぶりに優勝。全国高等学校総合体育大会(インターハイ)出場を決めていたが、部員の新型コロナウイルス感染により出場辞退を余儀なくされていた。
これを受けてジュビロ磐田は今月5日、ヤマハスタジアムで磐田東高校と親善試合を開催すると発表。このジュビロ磐田の粋な計らいに対しては、SNS上で称賛の声が相次いでいた。
30分×2本形式による親善試合では、ジュビロ磐田が前半6分にFW後藤啓介のゴールで先制。しかし磐田東高校はMF港聖頼とMF谷野暁希のゴールで一気に逆転。ジュビロ磐田は前半30分にMF藤原健介がフリーキックを決めて同点に追いつく。
そして後半はジュビロ磐田が押し込む展開となる中、磐田東高校の守備陣に手こずる。それでも試合終了間際に後藤啓介のゴールにより、ジュビロ磐田がかろうじて勝利した。
静岡第一テレビの公式YouTubeチャンネルで解説を務めた福西崇史氏は、ジュビロ磐田が高校生相手に苦戦する試合展開の中、「磐田東が良いというかジュビロ磐田が悪すぎる」、「俺めちゃめちゃ抑えてますよ、磐田に対して(言いたいことたくさんあるけど)」とジュビロ磐田に対して厳しいコメントを残している。
ただ一方で、2ゴールを決めたU18チーム所属の後藤啓介に対しては「彼の可能性はめちゃくちゃ見られましたね。一番見られたかも。一番トップ(トップチーム昇格)に近いかも」と高い評価を与えている。
この福西崇史氏の発言に対しては、「福西さん怖い」、「内心キレているな」、「福西さん、叱咤激励お願いします」という声がSNSで上がっている。そしてジュビロ磐田には「プロが高校生に接戦って…」、「褒められた結果じゃない」、「J1残留大丈夫か」とネガティブなコメントが多く寄せられている。
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