ASモナコ所属の日本代表FW南野拓実(27)は、新天地で早くもベンチ要員に降格した可能性があるようだ。19日、英メディア『90min』フランス版が伝えている。
南野拓実は今年6月にリバプールからモナコへ完全移籍すると、今月2日のCL予選3回戦1stレグ・PSV戦で公式戦デビュー。右サイドで先発出場したが、相手GKとの1対1の局面でシュートを外すなど低調なパフォーマンスに終始していた。
また6日のリーグアン(フランス1部)開幕節・ストラスブール戦を筋肉疲労により欠場。9日に行われた2ndレグ・PSV戦では再び右サイドでスタメン出場したが、見せ場を作ることなく68分で途中交代。延長戦の末に敗れてCL予選敗退が決まると、フランス紙『レキップ』から10点満点中2点とチーム内ワーストの評価を与えられていた。
そんな南野拓実は14日のリーグアン第2節・レンヌ戦で出番なし。右サイドハーフでは南野拓実にかわってセネガル代表MFクレパン・ディアタ(23)がスタメンに名を連ねていた。
また『90min』は20日の第3節・RCランス戦のスタメン予想を披露。右サイドハーフではレンヌ戦につづいてディアタが先発出場し、南野拓実はベンチスタートとなると見解を示している。
なおモナコは今月末にパリ・サンジェルマンとの直接対決を控えているほか、来月にはUEFAヨーロッパリーグ・グループステージが開幕する。開幕早々にして2試合連続ベンチスタートが予想されているだけに、フィリップ・クレメント監督の南野拓実に対する評価が気がかりだ。
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