マンチェスター・ユナイテッドが、レアル・マドリードに所属するブラジル代表MFカゼミーロ（30）の獲得に近づいているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
エリック・テン・ハーグ新監督のもとで新シーズンに臨んでいるユナイテッドだが、開幕から2連敗で30年ぶりのリーグ最下位。そのなかで、中盤強化に向けて当初はユベントスのフランス代表MFアドリアン・ラビオの獲得に動いていたが、高額な年俸が障壁となり、獲得を断念すると、ターゲットをカゼミーロに変更していた。
そうしたなか、ユナイテッドとマドリードの両クラブは当初議論されていた移籍金6000万ユーロ（約82億4000万円）ではなく、移籍金7000万ユーロ（約95億5000万円）でクラブ間合意に近づいているという。また、ブラジル代表MFは、ユナイテッドに加わることにゴーサインを出しており、19日にもメディカルチェックを受診するようだ。
また、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ボール奪取能力の高さを武器にUEFAチャンピオンズリーグ3連覇など数多くのタイトル獲得に貢献してきたカゼミーロはユナイテッドと1年間の延長オプションが付随した4年契約を結ぶとみられている。
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