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岡崎慎司が香川真司と再会?STVV移籍へ練習参加も「原大智の再獲得を…」

岡崎慎司 写真:Getty Images

 元日本代表MF香川真司(33)らを擁するシント=トロイデンVV(STVV)は、元日本代表FW岡崎慎司(36)を獲得する可能性があるようだ。6日、ベルギー紙『HBVL』が報じている。

 岡崎慎司はかつてマインツやレスター・シティに在籍。2019年9月から2シーズンにわたりSDウエスカでプレーすると、昨年8月31日にスペイン2部カルタヘナへ加入。2021/22シーズンはリーグ戦で32試合に出場したものの、スタメンに名を連ねたのはわずか9試合に。2ゴール1アシストという結果を残せなかった。

 またスペイン紙『アス』は今年6月、岡崎慎司が2022/23シーズンの構想から外れていると報道。契約満了によるカルタヘナ退団が既定路線とみられているが、今月7日時点でも同選手に関する公式発表が行われていない。

 一方でSTVVは昨季終了後にFW原大智(23)やFWジョアン・クラウス(25)、コンゴ民主共和国代表FWネルソン・バロンゴ(23)など複数選手の退団を発表。ドイツ3部インゴルシュタットからFWファティ・カヤ(22)やFWジャンニ・ブルーノ(30)を獲得したが、ベルント・ホラーバッハ監督によるストライカー獲得熱望が伝えられている。

 またベルギーメディア『VOETBAL』は先月28日、STVVが原大智の再獲得に向かう可能性を指摘。しかしスペインのラジオ局『カデナセル』は、原大智がレンタル元であるデポルティーボ・アラベスの構想に含まれていると報じていた。

 その中『HBVL』は「岡崎慎司がSTVV移籍を申し出た。月曜日(8月8日)から練習に参加する」と報道。STVVが同選手と契約を結ぶ可能性については「契約もあるのかどうかは、また別の話だ。岡崎慎司がホラーバッハ監督に好印象を与えた場合のみ、話が可能となる。STVVは原大智の再獲得を強く望んでいるが、決定するのはアラベスである」と伝えている。

 くわえて香川真司は6日、自身のインスタグラムアカウントを更新。自宅に滞在し、朝から逆立ちをしている岡崎慎司の姿をストーリーズにアップしている。

 なお香川真司は今季開幕前のトレーニングマッチ数試合で、日本代表FW林大地(25)とともに2トップの一角で先発出場。再三にわたりチャンスを演出するなどアピールに成功すると、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)開幕から2試合つづけて前線で先発出場していた。

 ただホラーバッハ監督は6日に第3節・KVコルトレイク戦を控える中、「香川真司は”偽9番”として我々を助けてくれた。ただ周知のように、2人の純粋なストライカーを起用することを私は好んでいる」とコメントを残していた。