名古屋グランパスは26日、今月15日のトップチーム活動停止で、Jリーグに対して誤報告があったと公式発表した。ただ明治安田生命J1リーグ第22節・川崎フロンターレ戦が開催中止となっているだけに、Jリーグファンから厳しい声が上がっている。
名古屋グランパスは「トップチーム活動停止に関するJリーグへの誤報告について」と題した声明において、誤報告の内容を「管轄保健所より感染対策に関する指導を受ける中で、チーム活動停止についてもご指導いただいたとクラブが誤認」と説明。
「保健所からのご指摘に基づき、クラブからは速やかにJリーグに対して経緯の報告を行い、現在行われている調査につきましてもクラブとして全面的に協力させていただいております」
「このたびは、グランパスファミリーの皆さま、Jリーグに関係する皆さま、川崎フロンターレに関係する皆さま、そのほか関係各所の多くの皆さまに多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」と、サポーターやスポンサー等に謝罪している。
名古屋グランパスが14日から3日間にトップチームの活動を停止したことにより、16日開催予定だった川崎フロンターレ戦は開催中止となっている。
今回の名古屋グランパスの声明に対しては、SNSユーザーから「誤報告ではなく、虚偽なのでは?」、「没収試合覚悟だな」、「勝ち点剥奪だろ」、「先に川崎に謝れよ」など批判が噴出している。
また名古屋グランパスの声明発表から約1時間後、浦和レッズは一部サポーターが「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に反する声出し応援を繰り返したことにより、Jリーグから2000万円の罰金を科せられたと公式発表している。
それだけに、一部の浦和レッズサポーターから「名古屋に罰金処分は?」、「2000万円の罰金だろ」と批判が殺到。名古屋グランパスに対しても厳罰も求める声が上がっている。
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