KRCヘンク所属の日本代表FW伊東純也(29)は以前から今夏移籍が噂されているが、ここにきてリーグアン(フランス1部)のクラブから関心を寄せられているようだ。25日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。
伊東純也は昨年10月にKRCヘンクと2024年6月までの新契約を締結。しかし、今年4月下旬にバイエル・レバークーゼンやボルシア・メンヒェングラートバッハからの関心が伝えられている。
またベルギー紙『Het Belang van Limburg』は今月23日、同選手が「今は特に、ヘンクで積み重ねてきたことに満足しています。だから、このクラブを去る必要はないですね」
「このクラブも環境や街が大好きなんです。(チーム内)競争のレベルは上がるかもしれませんけど、(メディアに)文句は言わせませんよ」とコメントを残したと報道。その上で「イトウは過去にバイエル・レバークーゼンへ移籍するとの噂があったが、それは具体的なものではなかった。しかし、彼は退団を完全に否定するつもりはないようだ」と見解を述べていた。
すると『VOETBAL』は「イトウはスタッド・ランスの獲得リストに載っている。ランスは過去のメルカートでベルギー人選手を何人か獲得してきた」と報じている。
またフランスメディア『Score』は、パリ・サンジェルマンへレンタル移籍したU21フランス代表FWウーゴ・エキティケ(20)の後釜確保がスタッド・ランスにとっての優先事項であると主張。伊東純也の他にも、アーセナル所属FWフォラリン・バログン(21)、スポルティングCP所属FWユセフ・ラマーリョ・シェルミティ(18)、ジェノア所属FWアレクサンデル・ブクサ(19)の3選手をリストアップしたと伝えている。
なおスタッド・ランスは2017/18シーズンにフランス2部で優勝すると、2018/19シーズンから4年つづけてリーグアンに残留。昨季は2部自動降格圏の19位メスから15ポイント差の12位で終えている。「残留宣言したことない」とツイートした伊東純也にオファーが届くかどうか注目が集まる。
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