サークル・ブルッヘ所属の日本代表FW上田綺世(23)は24日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)開幕節・ウェステルロー戦で公式戦デビューを果たした。しかし同選手の起用法を巡って、日本国内のサッカーファンから異論が巻き起こっている。
上田綺世は今月1日、明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズからサークル・ブルッヘへ完全移籍。9日の練習試合・OGCニース戦でデビューすると、16日の練習試合・FCVデンデル(ベルギー3部)戦では移籍後初ゴールをあげていた。
またベルギーメディア『VOETBAL』は先週、同選手がトーゴ代表FWケビン・デンキー(21)やU20ドイツ代表FWエミリオ・ケーラー(20)とポジション争いを演じるとした上で、今季開幕戦で前線3トップの中央で先発出場すると予想していた。
そんな上田綺世はウェステルロー戦でスタメンに抜てきされたものの、「4-2-3-1」のトップ下で出場。1トップのポジションではデンキーがプレーしていた。ただ前半31分にDFボリス・ポポヴィッチ(22)が退場処分を受けると、3分後にデンキーが途中交代。上田綺世が本職の1トップに配されたが、チームは0-2で敗れている。
この上田綺世の起用法に対しては、ツイッター上で「上田綺世トップ下はないだろ」、「トップ下で使うっておかしいだろ」というコメントが数多く上がっている。また「上田綺世クラブ選び失敗した?」、「海外移籍失敗したのか」、「やばいクラブに移籍したんじゃ…」、「W杯出れるか心配」という声も上がるなど、「上田綺世」がトレンド入りしている。
なおサークル・ブルッヘは今月30日に強豪アンデルレヒトとの対戦を控えている。上田綺世が前線で起用されるかどうか注目が集まる。
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