明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属するブラジル人FWレオ・セアラ(27)は、母国クラブから接触があったものの、今夏残留に向かっているようだ。22日、ブラジルメディア『BOLA VIP』が伝えている。
レオ・セアラは2020シーズンにブラジル2部で2桁ゴールをあげると、昨年1月に横浜F・マリノスへ完全移籍。昨季はJ1リーグ27試合の出場で10ゴールをマークしていた。そして今季は開幕からしばらく途中出場が多かったものの、5月25日の第15節・京都サンガ戦以降はリーグ戦全試合でスタメン出場。第22節終了時点すでに2桁得点に到達しており、J1リーグの得点ランキングでトップに立っている。
『BOLA VIP』の報道によると、ブラジル2部クルゼイロがレオ・セアラ獲得を目指しており、選手サイドにコンタクトをとったのこと。ただ代理人の話として、「レオ・セアラは横浜F・マリノスで満足しており、契約更新の可能性がある。このストライカーは、日本のクラブと2023年末までの契約を結んでいる」と伝え、今夏残留が基本線との見解を示している。
またドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、レオ・セアラの市場価値は80万ユーロ(約1億1000万円)であるという。
レオ・セアラは昨季終了後にブラジル1部セアラーSC移籍が噂されたものの、母国復帰は実現していない。横浜F・マリノス快進撃の原動力となっているだけに、選手本人もJ1優勝にむけて集中しているとみられる。
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