セルティック所属の日本代表MF旗手怜央(24)は、20日の練習試合で技ありゴールを披露。英紙『ザ・スコッツマン』が試合後、旗手怜央と新加入選手のオーストラリア代表MFアーロン・ムーイ(31)を比較している。
旗手怜央は昨年12月31日に川崎フロンターレからセルティックへ完全移籍。海外挑戦1年目の2021/22シーズンは、疲労蓄積が心配される中でも中盤センターでレギュラーを張り、リーグ優勝に大きく貢献していた。
また同選手はシーズンオフに古巣・川崎フロンターレの練習に参加。今月にセルティックのプレシーズントレーニングに合流すると、20日の練習試合・レギア・ワルシャワ戦で先発出場。0-0で迎えた前半19分にペナルティエリアへのロングフィードに反応。右足でのダイレクトボレーであわせて、鮮やかにゴールネットを揺らしている。
一方でセルティックは今月19日、中国スーパーリーグの上海海港でプレーしていたムーイの獲得を発表。現地では旗手怜央とムーイがポジション争いを繰り広げるとの見方が広まっていた。
その中『ザ・スコッツマン』は「ハタテは昨シーズン終盤に調子を落としていた。しかしリフレッシュした今、彼の並外れた、エネルギーに満ちあふれた、技巧を凝らしたプレーは、全速力でプレーしたときの破壊的な才能を思い起こさせるものであった」とレギア・ワルシャワ戦でのゴールを絶賛。
新戦力のムーイに出番がなかったことに触れた上で「ハタテはムーイの加入で刺激を受けたようだ。この日本人MFは、オーストラリア人選手に出場機会を奪われないよう、使命感に燃えているようだった」と見解を述べている。
なおこのレギア・ワルシャワ戦では、日本代表FW前田大然(24)も1ゴールとアピールに成功。日本代表FW古橋亨梧(27)やMF井手口陽介(25)も後半キックオフからピッチに立っている。
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