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松井大輔「やっと帰ってきたと…」コロナ禍初の代表戦“声出し応援”に感激

松井大輔 写真:Getty Images

 日本代表は19日、EAFF E-1サッカー選手権2022(旧東アジアサッカー選手権)決勝大会で香港代表と対戦している。コロナ禍における国内開催の代表戦で初めてとなる「声出し応援」解禁に、ツイッターでは様々な反応が上がっているほか、元日本代表の松井大輔氏も言及している。

 日本代表戦やJリーグ公式戦など日本国内のプロスポーツでは、新型コロナウイルス感染拡大をうけて声を出す応援行為が禁止されてきた。しかしJリーグは、先月から声出し応援の段階的解禁の一環として、一部試合で運営検証を実施。スタジアム最大収容人数を5000人、または50%に制限した上で「声出し応援エリア」が導入されていた。

 またJリーグは8月14日をもって、声出し応援に関する運営検証の終了を決定。8月15日以降は、クラブが自治体の許可を得て、かつスタジアム最大収容人数を5000人、または50%に制限した上で「声出し応援エリア」の設置が可能となる。

 一方、今月6日に開催されたJ1リーグ2試合でのスタジアム観戦者計27名が新型コロナウイルス陽性と判定されていたことも判明。ただ専門家により検証の結果、スタジアム内でのクラスター発生は見られなかったという。

 その中、茨城県立カシマサッカースタジアムでの香港戦でも声出し応援が認められており、ゴール裏からは「ニッポンコール」や太鼓の音が響き渡っている。

 この代表戦での声出し応援解禁には「声出し応援アリなんだ」、「声出し応援の方が盛り上がるね」、「久々だね」という声がツイッターで上がっている。

 また、TV中継でも前半28分に声出し応援の実証実験に言及。解説者の元日本代表・松井大輔氏は「やっと帰ってきたという感じがしますね。声がある、ないで全然違うので。後押しになりますね」とコメントを残している。