Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島ピトゥカが古巣復帰熱望か「退団を許可を…」今週中に去就決着も

ピトゥカ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズに所属するブラジル人MFディエゴ・ピトゥカ(29)は、今夏退団を望んでいるようだ。18日、ブラジルメディア『BOLA VIP』が報じている。

 ピトゥカについてはブラジルメディア『TV Cultura Litoral』は今月12日、本人がクラブ内で起こった複数の出来事に対して不満を抱いていると報道。これをきっかけに、ブラジル国内で同選手のブラジル1 部サントス復帰が噂されている。

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 また『UOL』は今月13日、ピトゥカの代理人が来日していることにふれた上で「代理人は来週、鹿島アントラーズ幹部と会談を行う予定だ。そこで鹿島アントラーズに交渉する気があるのか把握する。サントスは代理人からの情報を待った上で、鹿島アントラーズのオファーを提示するかどうか決める」と伝えている。

 さらにピトゥカの不満内容については「レネ・ヴァイラー監督と最高の関係を築けているとは言い難い」とし、指揮官との間に問題を抱えている可能性を指摘。

 その一方で「サントスはピトゥカの復帰を夢見ているが、交渉は非常に難しいと考えている。鹿島アントラーズがレンタル移籍での放出を認めることが、サントス復帰の条件だ」と見解を示していた。

 しかし『BOLA VIP』はピトゥカの現状について「(ピトゥカの去就に関しては)先週に報道されていたが、再度確認したところ、彼はサントスへ復帰することに関心がある。彼はサントスに戻るために、今のクラブから退団を許可を得ようとしている。問題は退団を認めてもらえるかどうかだ」と、同選手が鹿島アントラーズ退団を望んでいることを伝えている。

 なおピトゥカは昨年1月、サントスから鹿島アントラーズへ完全移籍。ブラジルメディアの報道によると、鹿島アントラーズは同選手との契約を2024年まで残しているほか、獲得時に移籍金として160万ドル(当時約1億7400万円)を支払ったという。

 『UOL』の報道が事実であれば、鹿島アントラーズ幹部とピトゥカの代理人の会談がまもなく行われると考えられる。ピトゥカ本人が抱いている不満の内容とともに、会談の行方にも注目が集まる。