リーグ・アン パリ・サンジェルマン

PSGが14億円ゲット?日本ツアーでポチェッティーノ解任の契約解除金回収か

キリアン・ムバッペ、リオネル・メッシ、ネイマール 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG)は今月5日、マウリシオ・ポチェッティーノ監督を解任。クリストフ・ガルティエ新監督のもとで「パリ・サン=ジェルマン ジャパンツアー2022」に臨んでいる。そんなPSGは今回の日本ツアー実施により、ポチェッティーノ監督解任に要した違約金を回収できるようだ。18日、ブラジルメディア『Premier League Brasil』が伝えている。

 PSGはブラジル代表FWネイマール(30)、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(23)、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)らを擁しながらも、昨季UEFAチャンピオンズリーグでベスト16止まりに。ポチェッティーノ監督とは来年6月まで契約を残していたものの、クラブ首脳陣は監督交代を決断。フランス紙『レキップ』はポチェッティーノ監督解任での契約解除金が1000万ユーロ(約14億円)にのぼると報じていた。

 そんなPSGは今月15日にリーグアン昇格組であるUSクヴィイーとの練習試合を実施。17日に来日しており、20日から25日にかけて川崎フロンターレ、浦和レッズ、ガンバ大阪と対戦する。

 その中『Premier League Brasil』は、「PSGはこの1週間のプレシーズンだけで約1000万ユーロの収入を得ることになる」と報道。日本ツアー開催による収入金額が、ポチェッティーノ監督解任における契約解除金を補填することになると見立てを示している。

 またフランスのテレビ局『TV5 MONDE』は、公開練習の見学費用について「2000〜4500円が必要だったが、テレビで見慣れた選手を見るだけで満足するような階級の人々を遠ざけるほどではない」と主張。その一方で「親善試合3試合のチケットの値段は最大100万円と、とんでもなく高額だ」と述べている。