チェルシーが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37)の獲得を見送るようだ。イギリス『BBC』が伝えた。
昨夏にユベントスからユナイテッドへ12年ぶりの帰還を果たしたC・ロナウドは、チームが不調に苦しむなかで、プレミアリーグ30試合の出場で得点ランキング3位となる18ゴールを記録。UEFAチャンピオンズリーグでも7試合の出場で6ゴールを記録するなど、主砲として流石の結果を残した。
しかし、クラブが今季のUEFAチャンピオンズリーグ出場を逃したことなどからC・ロナウドは今夏のユナイテッド退団を希望。その新天地としてバイエルン・ミュンヘンなど複数クラブが浮上するなかで、チェルシーの新オーナーに就任したトッド・ベーリー氏が同選手の代理人であるジョルジュ・メンデス氏と会談を行なっていた。
だが、マンチェスター・シティからイングランド代表FWラヒーム・スターリングを獲得したこともあり、ポルトガル代表FWに対する関心は冷めてしまっているようだ。なお、チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は「焦点はディフェンスにある」と述べており、ナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリやパリ・サンジェルマンのフランス代表DFプレスネル・キンペンベの獲得に動いているとみられている。
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