シント=トロイデンVV(STVV)所属の元日本代表MF香川真司(33)は、開幕戦スタメン入りにむけて練習試合でアピールを続けている。そんな香川真司に対して地元メディアも期待を寄せているようだ。
香川真司は先月上旬からSTVVのプレシーズントレーニングに参加。先月11日のKVKゼッペレン戦で試合終了間際に同点ゴールを決めるなど、練習試合で結果を残し続けている。また今月8日のFCヴィクトリア・プルゼニ(チェコ1部)戦でもスタメン出場すると、前半からシュートを放つなど再三にわたりチャンスを演出。90分にPKを外したものの、3-1とチームの勝利に大きく貢献していた。
その中ベルギーメディア『VOETBAL』は13日、今季のSTVVに関する特集記事を掲載。プレシーズンにおけるチーム全体の仕上がり具合について「STVVは安定に向かっている。昨シーズン終了後に複数選手が退団したが、カガワやクリスティアン・ブリュスが残留した」
「(プレシーズンマッチで)スタンダール・リエージュやアンデルレヒト相手に勝利しており、開幕への準備は順調に進んでいる。クラブには大きな期待が寄せられている」と分析している。
そして好調ぶりをアピールしている香川真司を「素晴らしいキャリアを持つカガワは、以前とは違って完全に自分の持っている力を発揮している。もし彼が自分のレベルでプレーすれば、STVVの中心選手になる。これだけの逸材がいる以上、STVVは彼を最大限に生かさなければいけない」と高く評価した。
STVVは13日、セラン・ユナイテッドとの練習試合で0-2と敗戦。香川真司は前半45分間のみのプレーだったが、ゴールを奪うことはできなかった。一方で日本代表GKシュミット・ダニエル(30)は後半45分間のみのプレーで無失点に抑えている。そして日本代表FW林大地(25)とDF橋岡大樹(23)はフル出場を果たした。
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