明治安田生命J1リーグの清水エスパルスに所属するブラジル人MFヘナト・アウグスト(30)は、今夏移籍の可能性があるかもしれない。13日、ブラジルメディア『UOL』が報じている。
ヘナト・アウグストは昨年4月、左ひざ関節軟骨損傷のため治療により一時帰国。6月末にチームに再合流したものの左ひざの状態が思わしくなく、昨季最終戦までピッチに立つことはなかった。そして今季もここまで出場試合数はゼロ。今年3月に全体トレーニングに合流し、4月には練習試合でプレーしていたものの、昨年3月17日のJ1リーグ第5節・サンフレッチェ広島戦を最後に公式戦での出番がない。
『UOL』の報道によると、ヘナト・アウグストや鹿島アントラーズ所属MFディエゴ・ピトゥカ(29)の代理人が来日しているとのこと。代理人の今後について「来週、鹿島アントラーズの幹部と話をする予定だ。その前に彼は静岡に行き、清水エスパルスに所属するヘナト・アウグストと話をする予定である」と伝えている。
ただ、今までのヘナト・アウグストと代理人の具体的なやり取りや、予想される会話内容については触れていない。
清水エスパルスは先月上旬、ブラジル2部ヴァスコ・ダ・ガマからゼ・リカルド監督の引き抜きに成功。今月にはゼ・リカルド監督の教え子であり、ブラジル1部フォルタレーザECに所属するブラジル人MFヤーゴ・ピカチュウ(30)の獲得がほぼ確実と伝えられている。
また、清水エスパルスは現時点でヘナト・アウグストを含む外国人6選手を抱えている。1試合で出場可能な外国人選手が最大5人であることを踏まえると、ピカチュウを獲得した場合の外国人選手退団が考えられる。
なおヘナト・アウグストは今月6日、「みんな待っていますが、まだまだ痛いです。もうこの状況に耐えられないので悲しいです」とツイート。コンディション不良や自身の思いを綴ると、サポーターから多くの励ましのメッセージを受け取っている。
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