かつて明治安田生命Jリーグの横浜FCでプレーしていたU21日本代表FW斉藤光毅(20)は、ベルギー2部ロンメルSKからエールディビジ(オランダ1部)のスパルタ・ロッテルダムへレンタル移籍。新天地で早速アピールに成功している。
斉藤光毅は2020年12月、横浜FCからロンメルSKへ完全移籍。海外挑戦1年目からスーパーサブとして出場機会を確保すると、2021/22シーズンにはリーグ戦28試合中17試合の先発出場で5ゴール2アシストをマーク。およそ3カ月間負傷離脱していたが、復帰後も3トップの中央やサイドハーフなどで起用されていた。
そんな斉藤光毅はロンメルSKでのパフォーマンスが高く評価されると、先月末にスパルタ・ロッテルダムへ1年レンタルにより加入。今月はじめにプレシーズントレーニングに合流すると、今月9日に行われたセカンドチームとの紅白戦でゴールをあげていた。
すると12日の練習試合・KVVクイック1920戦では、45分×2本形式の後半キックオフから出場。すると2-0で迎えた50分に追加点を奪取。対外試合で初めてゴールネットを揺らすなど、本来のパフォーマンスを発揮している。
また試合前には、スパルタ・ロッテルダムの公式ツイッターアカウントで1本の動画が公開。斉藤光毅がシュート練習に励む中、美しい弧を描きながらゴール左ポストに当てた上でゴールネットを揺らしており、「Japanese class」と絶賛されるなど反響を呼んでいる。
なおスパルタ・ロッテルダムは、今月末までにトレーニングマッチを5試合予定。来月6日にエールディビジ開幕節・ヘーレンフェーン戦に臨む。パリ五輪の日本代表入りが期待される中、斉藤光毅がオランダの地で好スタートを切っている。
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