かつて京都サンガでプレーしていたMF上月壮一郎(21)は、現在シャルケのプレシーズントレーニングにテスト生として参加。正式契約締結を目指す中、29日の練習試合で結果を残した。
上月壮一郎は昨年12月に京都サンガを契約満了により退団すると、今年2月10日にオーバーリーガ(ドイツ5部相当)のFCデューレンに加入。2021/22シーズンのリーグ戦で11試合に出場して5ゴール5アシストをマーク。リーグ優勝、およびレギオナルリーガ・ヴェスト(ドイツ4部)への昇格に大きく貢献していた。
すると、シーズン終了後にU23シャルケの活動に練習生として参加。25日の練習試合・SVメッペン戦(ドイツ3部)で後半45分間プレーしていた。
また、U23シャルケの監督はドイツメディア『WAZ』のインタビューで「29日に行われる練習試合にむけて、すでに次のテストが始まっている。コウズキがメンバーに入るかどうかは、次のトレーニングセッション次第だ」と、上月壮一郎の現状を説明していた。
その中、同選手は29日に行われたドイツ6部クラブ相手の練習試合で先発出場。3-0で迎えた前半44分にゴールネットを揺らすと、後半には2ゴールをマーク。チームが11-0で勝利する中、ハットトリックという形でアピールに成功している。
『WAZ』の報道によると、上月壮一郎とFCデューレンの契約は今月末に満了を迎える。ドイツ4部で戦っているU23シャルケへの加入が実現するか注目が集まる。
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