リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、モナコ移籍が決定した日本代表MF南野拓実へ惜別のメッセージを送った。クラブ公式サイトが伝えた。
今季はカップ戦を中心に結果を残した南野は公式戦24試合で10ゴールを記録。FAカップとEFLカップの2冠獲得に貢献した一方で、11試合に出場したプレミアリーグでは先発機会はわずか1回に終わり、28日に移籍金総額1800万ユーロでモナコ移籍が決定した。
そんな南野について、クロップ監督は「タキを見送るのは辛いが、彼にとっては素晴らしく、ふさわしい移籍だ。素晴らしいプロフェッショナルがあり、スーパーで才能がある選手だ」と惜別のコメント。貢献度の大きさに感謝し、モナコで大成功を収めると太鼓判を押した。
「性格も温厚で、みんなをポジティブな気持ちにさせてくれる。監督の夢だよ。うまくいかなかったと思う人がいるのは確かだ。そう思う人たちは間違っている。私はそれは受け入れられない彼の貢献度は、先発出場を与えた機会よりもはるかに大きかった。彼は試合だけでなく全てのトレーニングで毎日毎日、我々をより良くしてくれた。完璧な姿勢は勝者のメンタリティーだった」
「彼のパフォーマンスとゴールがあったからこそ、チャンピオンズウォールをなんども塗り替える事ができた。彼の功績は時の試練に耐えることだった。彼はモナコで大成功を収めるだろう。彼がモナコで成長し、活躍する姿を我々は祝福と羨望の眼差しで見つめることになるだろう。彼は我々の感謝の気持ちと最高の願いとともに旅立っていく。ありがとうタキ」
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