Kリーグ2(韓国2部)の慶南FCに所属するU23韓国代表GKゴ・ドンミン(23)が、明治安田生命J3リーグの松本山雅で過ごした日々を振り返った。10日、韓国メディア『OSEN』が伝えている。
ゴ・ドンミンは2017年に松本山雅へ加入したものの、2019シーズンまでの3年間で一度も公式戦でプレーすることなく、2020年にヴァンラーレ八戸へレンタル移籍。ヴァンラーレ八戸ではリーグ戦19試合に出場していたが、松本山雅に復帰した2021年は出場試合数ゼロでシーズン終了。今年2月に慶南FCへレンタル移籍している。
そんなゴ・ドンミンは慶南FCで出場機会を得ると、U23韓国代表に選出。今月3日からAFC U23アジアカップに臨むと、グループステージ全3試合でフル出場。2勝1分でU23韓国代表の準々決勝進出に大きく貢献している。
同選手は『OSEN』のインタビューで日本での経験を聞かれると「ゴールキーパーは、すぐに(レギュラーに)定着するような簡単ポジションではないね。安定感があって、監督から強い信頼を得ている人がレギュラーになるポジションだよ」
「最初の3年くらいは『一生懸命頑張ろう』と思っていた。1年目は(日本語を)うまく話せず、寮生活もちょっと大変だった。2年目、3年目には話せるようになったので、(グラウンドでの)パフォーマンスも少しずつ良くなってきたんだ」と語学面での壁があったことを明かしている。
また、松本山雅で出場機会を得られなかったことに対しては「無条件で試合に出なければならないと当時は強く思っていた。ただ、自分がプレーしていないにもかかわらず、トレーニングをしたり、チームメイトのプレーを見たりしているうちに、色々なことが分かってきたよ」と前向きなコメントを残している。
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