ドイツ2部昇格クラブのマクデブルクは26日、柏レイソル下部組織出身であるFW伊藤達哉(24)との契約延長を公式発表している。
伊藤達哉はジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)で出番が限られると、今年1月にマクデブルクへ今年6月までのレンタル移籍により加入。ハンブルガーSV在籍時に指導を受けたクリスティアン・ティッツ監督と再会していた。
そして同選手はマクデブルク移籍後の初戦でいきなりゴールをあげると、2月はリーグ戦全4試合で先発出場して3アシストをマーク。主力選手として活躍し、クラブのリーグ優勝や2部昇格に大きく貢献していた。
そんな伊藤達哉はSTVVとの契約を来年6月まで残しているが、マクデブルクは1年間のレンタル期間延長オプションを有していると伝えられていた。その中、マクデブルクは「イトウはマクデブルクと契約延長で合意した」と発表。STVVとの契約内容については一切触れていないが、レンタル期間延長オプションを行使したものとみられる。
また、マクデブルク幹部は「我々とともに、タツヤは再び(自身の能力を)開花させた。彼は我々のサッカーをとても楽しんでいる。スピード、柔軟性、ドリブルの強さなど、我々にとって非常に重要な選手だ」とクラブ公式サイトを通じてコメント。
ティッツ監督は「タツヤは、狭いスペースでの1対1の状況を打開する能力が非常に高い。だからこそ彼は我々にとって重要な存在だ。特に強力な相手に対してはそうだね」と語るなど、同選手に対して確かな信頼を寄せている。
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