霜田正浩の大宮幹部入り待望論も！原博実氏「監督交代の経緯は…」

　明治安田生命J2リーグの大宮アルディージャは26日、霜田正浩監督の解任、および相馬直樹氏の監督就任を公式発表している。この監督交代について、原博実フットボール本部長がファン・サポーターに対して説明した。

　大宮アルディージャは28日午後、公式ツイッターアカウントでおよそ2分間の動画を公開。その中で原博実氏は「昨日の試合、何とか勝つことができましたけど、内容等考慮して非常に厳しい決断をさせてもらいました。霜田監督には感謝しています」

　「このクラブがもっと強く成長していくためには、このタイミングでの相馬監督へのバトンタッチが必要だとクラブ全体が判断しました」と監督交代の経緯を簡単に語った上で、詳細の関して「別の機会を設けて皆さんにしっかり説明させて頂きたいと思います」とコメントを残した。

　また、今月28日のJ2リーグ第19節・東京ヴェルディ戦にむけて「今日、相馬監督が来ていきなり激しい練習と全員に対してのメッセージを伝えることができたと思います。東京ヴェルディ戦では霜田監督のためにも良い試合をして、勝ち点をしっかり稼ぎたいと思います」とコメント。昨季クラブをJ2残留に導いた霜田正浩前監督の思いも背負って戦うことを誓っている。

　この原博実氏の説明に対しては、大宮アルディージャサポーターから「原さんの言葉を信じる」、「原さんしか勝たん！」というメッセージが寄せられているほか、霜田正浩氏のフロント入りを期待する声も上がっている。

　なお、大宮アルディージャは25日の第18節・FC琉球戦で1-0と勝利。ただそれでも勝ち点17の獲得にとどまっており、20位に沈んでいる。