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PSVアイントホーフェン所属の日本代表MF堂安律(23)は、今季終了後にブンデスリーガのマインツへ移籍する可能性が取りざたされている。その中、オランダメディア『FC UPDATE』が今季の同選手のパフォーマンスを高く評価した。
堂安律は昨季終了後にアルミニア・ビーレフェルトでのレンタル移籍期間を終えてPSVに復帰。アイントラハト・フランクフルトやボルフスブルクなどドイツ国内クラブからの関心が伝えられていたが、ロジャー・シュミット監督からの説得もありPSVに残留していた。
そして今季はし烈なポジション争いを演じる中、エールディビジ(オランダ1部)全34試合中24試合に出場。先発出場こそ17試合にとどまったものの、8ゴール1アシストと結果を残した。
『FC UPDATE』は16日、PSVアイントホーフェン所属選手の今季の出来を10段階評価で採点。アーセナル移籍が噂されるFWコーディ・ガクポ(23)が「8.5」で最高評価を受けたほか、コートジボワール代表MFイブラヒム・サンガレ(24)とブラジル人FWマウロ・ジュニオール(23)にも「8」と高評価が与えられている。
その中、堂安律は「7」と及第点以上の評価に。『FC UPDATE』は同選手について「昨年の夏、この日本人は退団するかと思われた。ドイツのクラブが獲得に乗り出したが、(ロジャー・)シュミット監督はドウアンを引き留め、チャンスを与えることにした。それは、監督の金言となった。ここ数カ月、ドウアンは(ノニ・)マドゥエケの代役を見事にこなし、ほとんど本拠地から姿を消したことはない」と評している。
その一方で堂安律の今後については「彼が来シーズンもアイントホーフェンでプレーするかどうかはかなり疑問だ。好調なシーズンを過ごしたことにより、彼に対する(他クラブの)興味は衰えていない」と綴るなど、PSV退団の可能性があるという見解を示している。
なお、堂安律の去就についてはドイツ紙『ビルト』が「ドウアンのブンデスリーガでの復活は近いのか?彼はマインツでとても人気がある。水面下では長い間にわたり交渉が続いており、月曜日(5月2日)に選手とクラブとの間で会話があったと言われている。マインツの攻撃力を次のレベルに引き上げるためのピースとなりそうだ」と報道。
PSVが移籍金として500万ユーロ(約6億8000万円)を要求する可能性があることもあわせて伝えているが、同選手の代理人はマインツ移籍報道を否定するコメントを残している。
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