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柴崎岳が日本人最多記録タイ目前に!1位は指宿洋史の「105試合」

柴崎岳 写真:Getty Images

 レガネス所属の日本代表MF柴崎岳(29)は、今季スペイン2リーグ最終戦でFW指宿洋史の持つ日本人最多記録に並ぶ可能性があるようだ。12日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 同選手は2017年1月に明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズからスペイン2部のテネリフェへ完全移籍。テネリフェが2016/17シーズンでのラ・リーガ昇格を逃すと、その後は2シーズンにわたりヘタフェの一員としてラ・リーガでプレー。2019年7月にデポルティーボ・ラ・コルーニャへ完全移籍したことにより舞台を再びスペイン2部に移すと、2020年9月からレガネスに在籍している。

 そんな柴崎岳は今季ここまでリーグ戦39試合中31試合に出場。スペイン2部以下のリーグ戦出場試合数が「102」となっているが、今季リーグ戦残り3試合で日本人選手最多記録に並ぶ可能性があるという。

 『アス』の報道によると、日本人選手での歴代最多記録はFW指宿洋史(31)が持つ105試合であるとのこと。現在Aリーグ(オーストラリア1部)のアデレード・ユナイテッドに所属する指宿洋史は、かつてジローナやレアル・サラゴサ、CEサバデル、セビージャ・アトレティコ(セビージャのセカンドチーム)、バレンシアでプレー。ラ・リーガではわずか1試合の出場であるが、スペイン国内では5シーズンにわたりプレーしていた。

 なおラ・リーガにおける日本人選手の歴代最多出場記録は、現在セレッソ大阪に所属する元日本代表MF乾貴士(33)の166試合であるとのこと。柴崎岳はヘタフェ在籍時に29試合出場。日本人歴代5位の記録であるようだ。