明治安田生命J3リーグのカターレ富山に所属するブラジル人FWルイス・エンリケ(24)が、天皇杯出場をかけた一戦でのゴールを振り返っている。9日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えた。
同選手は3月17日にカターレ富山へ加入。先月17日開催のJ3リーグ第6節・藤枝MYFC戦で来日初のベンチ入りを果たしたが出番はなく、リーグ戦ではここまで一度もピッチに立っていない。
その中で今月8日に迎えた第27回富山県選手権決勝・富山新庄クラブ戦で途中出場しデビュー。0-0で迎えた延長後半8分、右サイドからのクロスに頭で合わせてゴールネットを揺らし来日初ゴールをあげると、チームはこの1点を最後まで守り切り勝利。天皇杯1回戦へと駒を進めている。
そんなルイス・エンリケはブラジルメディアのインタビューに対応。富山新庄クラブ戦でのゴールについて「デビュー戦でゴールを決めるのは、いつでもいいことだね。長いシーズンに自信をもたらしてくれるし、クラブの抱える目標にむかって最高のゴールだよ」
「僕個人としては、まだJリーグの環境に慣れる段階だ。ゴールという結果が(環境に慣れることを)最高の形で実現するための後押しになるだろうね」とコメント。来日初ゴールによるさらなるパフォーマンスを向上を誓った。
なお、ルイス・エンリケはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のボタフォゴFRの下部組織出身。2019年5月にブラジル国内クラブからフィンランドのヘルシンキIFKへ移籍して以降は北欧の複数クラブに在籍。HJKヘルシンキ在籍時の昨年にはUEFAチャンピオンズリーグ予選1回戦や2回戦でプレーしていた。
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