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昨季までアビスパ福岡でプレーしていたカメルーン代表FWジョン・マリ(29)が、中東クラブをわずか5カ月で退団する見通しとなっているようだ。1日、サウジアラビア紙『アル・リアディア』が伝えている。
同選手は昨年3月に中国スーパーリーグの深圳FCからアビスパ福岡へ期限付き移籍したものの、昨季終了後にアビスパ福岡を退団。今年1月31日にサウジアラビア1部のアル・シャバブ・リヤドに加入していた。
ただ、サウジアラビア国内リーグ戦ではここまで7試合中3試合の出場にとどまっており、3月以降は全試合でベンチ外となっている。また、AFCチャンピオンズリーグ西地区グループステージでも6試合中2試合の出場にとどまっているほか、アル・シャバブ・リヤド加入以降わずか2ゴールと周囲の期待を裏切っている。
『アル・リアディア』はジョン・マリの去就について「マリーとアル・シャバブ・リヤドの契約は今シーズン終了後(今年6月)までとなっているほか、2024年夏まで契約期間を延長するオプションも付いている。しかし、アル・シャバブ・リヤドは2シーズン延長する条項を発動せず、このカメルーン人との関係を終わらせるつもりだ」と報道。
そしてジョン・マリが来季構想から外れた理由については「加入してから何度も負傷し、2ゴールにとどまっている」と説明。アル・シャバブ・リヤドが今夏の移籍市場で外国籍のストライカー獲得に向かうと主張する一方、同選手の移籍先候補については触れていない。
ジョン・マリはアビスパ福岡在籍時、J1リーグでの先発出場は5試合にとどまったものの、スーパーサブの役割を担う中で5ゴールを決めてJ1残留に大きく貢献していた。それだけにアル・シャバブ・リヤドをフリーで退団することになれば、日本国内からJリーグ復帰を求める声が上がるかもしれない。
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