
明治安田生命J1リーグの浦和レッズは、フェイエノールト所属のオランダ人FWブライアン・リンセン(31)を獲得する可能性が伝えられている。その中、フェイエノールト公式ツイッターアカウントアカウントに投稿された写真が話題を呼んでいるようだ。
身長170cmで右利きの同選手はオランダ国内の複数クラブでプレーすると、2019/20シーズン終了後にフィテッセを退団してフェイエノールトに加入。フェイエノールト移籍1年目の2020/21シーズンに、リーグ戦34試合中27試合の先発出場で8ゴール4アシストをマーク。UEFAヨーロッパリーグ・グループステージでも全試合先発出場と主力選手としてチームをけん引している。そして今季もここまでリーグ戦30試合中25試合の先発出場で12ゴール8アシストをあげるなど昨季以上の結果を残している。
そんなリンセンについて、オランダ紙『AD』が先月末に「浦和レッズが彼に関心を寄せている。フェイエノールトとの契約は2023年6月まで残っているが、日本のクラブは移籍金の支払いを望んでいる」と報道。
そしてオランダメディア『FC UPDATE』は「リンセンは再び海外でサッカーをしたいことを公言しており、日本への移籍に前向きであるとみられる。フェイエノールトからは日本のクラブと話し合いをする許可を得ている」と伝えている。
その中、リンセンは1日開催のエールディビジ第31節・フォルトゥナ戦で後半途中から出場。ゴールこそ決められなかったものの、チームの勝利に貢献していた。
フェイエノールト公式ツイッターアカウントには、試合後サポーターに向かってチャント熱唱を呼び掛けるリンセンの姿がアップされているほか、「ブライアンは歌わないといけない!」と一言綴られている。
するとこの投稿に対して、日本国内のサッカーファンから「これはもしかして…」、「まさか…」、「浦和移籍決定?」など、リンセンの浦和レッズ移籍決定を期待する声が上がっている。
また、オランダ人FWアレックス・シャルク(29)がスイス・スーパーリーグ(スイス1部)のセルヴェットFCから浦和レッズへ移籍する直前、シャルクがセルヴェットFCのサポーターに挨拶していたことを指摘するコメントも寄せられている。
なお、フェイエノールトはジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のKRCヘンクから1年レンタルにより加入したナイジェリア代表FWシリル・デセルス(27)の去就も不透明となっている。デセルスは今季ここまで公式戦42試合の出場で18ゴールをマーク。完全獲得に400万ユーロ(約5億5000万円)を要することから、リンセンをはじめ他の選手の売却が不可避と報じられている。
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