
シント=トロイデンVV(STVV)の立石敬之CEO(最高経営責任者)は、元日本代表MF香川真司(33)をはじめ多くの日本人選手獲得を手掛けてきた。ただ、来季にむけた補強計画ではこれまでの路線から大きく方針転換するようだ。29日、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が伝えている。
インターネット関連の事業を手掛ける合同会社『DMM.com』は2017年11月にSTVVの経営権を取得。村中悠介氏や立石敬之氏らの主導により、STVVは日本代表MF遠藤航(28)やDF冨安健洋(23)、元日本代表MF香川真司(32)などこれまで数多くの日本人選手を獲得してきた。
一方で選手の入れ替えは激しく、2017年から現在にわたり7名が監督を務めるなど、監督交代も頻繁に実施。現地のサッカージャーナリストからは「好成績を収めた後、このチームを維持するのは難しいだろう。日本人は儲かれば売るのが好きだからね」と日本人経営者の手腕を疑問視する声が上がっていた。
そんなSTVVは香川真司のチーム合流以降、リーグ戦で6勝2分と台頭。9位と来季UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ出場権をかけたプレーオフへの参戦を惜しくも逃したが、チーム全体が来季の戦いにむけて手応えをつかんでいた。
立石敬之CEOは先週、現地で『Het Belang van Limburg』のインタビューに対応。ベルント・ホラーバッハ監督の手腕について「ホラーバッハはハードワーカーです。選手に課す練習量が多いですし、ハードワークを求めます。そのような選手ばかりではないことは分かっていますが、STVVにはそれが必要なのです。それに彼は選手を育てることができます。今シーズンのモリー・コナテの成長ぶりを見れば分かりますが、あれには驚かされましたね」と称賛。来季続投が既定路線であることを示唆している。
そして来季にむけた補強計画に話題が及ぶと「我々が断れないオファーが届いた場合は、1人か2人だけ強豪クラブへ放出したいと考えています」とコメント。これまでと違って現有戦力の維持に務める姿勢を見せている。
STVV所属の日本人選手では、香川真司が今季最終戦後のメディアインタビューでバルセロナからオファーがあれば行きますよ!」とジョークと飛ばし「普通はSTVVに残りますね」とSTVV残留を明言。一方、デポルティーボ・アラベスからレンタルにより加入のFW原大智(22)については去就不透明と報じられている。
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