欧州CLも大詰め！ベスト4進出クラブの道のりと優勝予想まとめ

2021/22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）もベスト4が出揃った。決勝の地であるパルク・デ・プランス（フランス）への切符をかけた準決勝が、日本時間4月27日〜5月5日に。決勝は5月29日に予定されている。

思えば今シーズンのCLは、私たちの想像を絶するエピソードがたくさん詰まった大会となった。CLの常連であるバルセロナのグループステージ敗退。アヤックスに所属するストライカー、セバスティアン・ハラーの7試合連続ゴール。セリエA勢がベスト16で早々に姿を消すなど、簡単に多くを語ることができない。

そんな中、準決勝進出を決めているのは、プレミアリーグの強豪リバプール、マンチェスター・シティ、4シーズンぶりのCL制覇に意気込むレアル・マドリード、そして準々決勝でバイエルン・ミュンヘンを破ったウナイ・エメリ監督率いるビジャレアルの4クラブ。それぞれの道のりと、大手ブックメーカーによる優勝予想を見てみよう。

レアル・マドリードの道のり

レアル・マドリードはグループステージでは難なく首位突破を決め、ラウンド16・準々決勝ではパリ・サンジェルマン、前大会覇者のチェルシーと、一筋縄ではいかない相手との戦いに競り勝った。いずれの相手をも絶望に追い込んだのはFWカリム・ベンゼマだ。名だたる強豪にも怖気づくことはなく、いとも簡単にハットトリックを達成。順風満帆なシーズンを送っている。

マンCの道のり

昨2020/21シーズンCL準優勝のマンチェスター・シティも負けていない。グループステージではパリ・サンジェルマンが同居する中、勝ち点差1の激闘の末首位突破。スポルティング・リスボン相手に大勝した後、準々決勝ではアトレティコ・マドリードと激突した。ディエゴ・シメオネ監督が披露した鉄壁の守備ラインをは、MFケビン・デ・ブライネの一指しによって崩壊させた。戦術合戦においては、どのクラブよりも優位性があるだろう。