プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンU、新指揮官の教え子獲得を画策?約346億円の支援金を用意

フレンキー・デ・ヨング 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドが、バルセロナに所属するオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(24)の獲得に動くようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。

 来季からエリック・テン・ハーグ氏が新指揮官に就任するユナイテッド。来季からフロントに入閣するラルフ・ラングニック暫定監督は0-4で敗れたプレミアリーグ第30節延期分のリバプール戦後に「新戦力が10人来るかもしれない」と大型補強を示唆しており、テン・ハーグ氏に対して2億5000万ユーロ(約346億8000万円)の支援金を用意している模様だ。

 そうしたなか、ユナイテッドはテン・ハーグ氏の下で急成長を遂げたデ・ヨングを獲得リストの優先事項に含めたという。バルセロナが売却を望んでいないうえに、オランダ代表MFも退団を望んでいないというが、テン・ハーグ氏の存在とユナイテッドの資金力がこの状況を一変させる可能性があるようだ。

 2019年夏に移籍金7500万ユーロ(約96億4000万円)でアヤックスからバルセロナへ活躍の場を移したデ・ヨングは、卓越したボールコントロールに正確無比なキック精度を武器に初年度からレギュラーに定着。今季もここまで公式戦42試合に出場して4ゴール5アシストの成績を収めている。