
アイントラハト・フランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地(25)は、クラブの財政状況悪化により今季終了後に移籍する可能性が高まっているようだ。20日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
同選手は昨年8月にプレミアリーグ移籍が噂されていたが、正式なオファーが届かずフランクフルトに残留。今季序盤は不振に陥っていたが、引き続き攻撃陣の主力として活躍。特にUEFAヨーロッパリーグ(EL)はここまで10試合中9試合の先発出場で4ゴールと結果を残すと、今月14日開催の準々決勝2ndレグ・バルセロナ戦では追加点をアシスト。周囲からの評価をさらに高めている。
そんな鎌田大地は以前から今季終了後の退団が噂される中、ドイツメディア『Ligainsider』が先月7日に「カマダとアイントラハト・フランクフルトは、早期の契約延長に向けて交渉を開始した。過去に移籍の噂があったカマダは残留の意思を示したと言われている」と報道。
一方でドイツ紙『キッカー』は先月末、2023年6月に契約満了を迎える鎌田大地やセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(29)、フランス人DFエヴァン・ヌディカ(22)の3選手に退団の可能性があると伝えていた。
その中、『ビルト』はフランクフルトの財政状況について「コロナの影響でスタジアムの観客入場が制限されていた。今月から制限は緩和されているが、フランクフルトはおよそ3000万ユーロ(約41億2000万円)の損失を見込んでいる」と報道。「クラブは緊縮財政路線を推進したい考えを持っており、チーム編成にも影響を与えるだろう」と伝えている。
また、フランクフルトは今季終了後の放出候補に鎌田大地とオーストリア代表DFマルティン・ヒンターエッガー(29)を含めているとのこと。両選手ともに現在数百万ユーロの年俸を受け取っているほか、鎌田大地の市場価値は2200万ユーロ(約30億6000万円)であることを紹介した上で「この2選手の移籍だけでも失われた売上の大部分は取り戻せるだろう」と見解を述べている。
バルセロナのホーム、カンプ・ノウで鮮烈なパフォーマンスを披露した鎌田大地。今後複数クラブからの関心が予想されるだけに、同選手としては今の状態をシーズン終了まで維持したいところだ。
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