明治安田生命J1リーグのFC東京からCDサンタ・クララへレンタル移籍中のFW田川亨介(23)が好調を維持。プリメイラリーガ(ポルトガル1部)で2試合つづけてゴールを決めている。
田川亨介は今年1月18日にFC東京から1年半レンタルによりCDサンタ・クララへ加入することが正式決定。2月1日のプリメイラリーガ第20節・ボアヴィスタ戦でデビューし、いきなりゴールをマーク。ただ、先月までは一度もスタメンに抜てきされず、7試合中4試合の途中出場と出番が限られていた。
しかし、今月10日の第29節・エストリル戦で移籍後初めて先発出場すると、今季2得点目をあげてチームの勝利に貢献。15日開催の第30節・アロウカ戦で再びスタメンに名を連ねる。すると0-1で迎えた72分、味方選手がペナルティエリア付近でクリアボールを拾いシュート。相手選手に当たるとこぼれ球を田川亨介が足元で収め、相手ゴールキーパーの動きを見ながら冷静に押し込んだ。
CDサンタ・クララは逆転を目指して攻勢を強めたものの、試合は1-1で終了。日本代表MF守田英正(26)は先日、ポルトガル国内の強豪スポルティングCPへ移籍する可能性について地元紙のインタビューで明かしたことによりクラブから懲戒処分を受けたが、アロウカ戦で後半途中からピッチに立っている。
なお、CDサンタ・クララはアロウカ戦のドローにより暫定8位に浮上。残り4試合となる中、2部入れ替え戦圏内の16位トンデラに10ポイント差をつけており、プリメイラリーガ残留目前に迫っている。
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