明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸は、今月19日のAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ初戦で傑志(香港)と対戦するが、苦戦を強いられるかもしれない。10日、香港紙『明報』が伝えている。
ヴィッセル神戸は先月15日開催のACLプレーオフ・メルボルン・ビクトリー戦で勝利し、グループJで上海海港(中国)、傑志(香港)、チェンライ・ユナイテッド(タイ)と対戦することが決定。今月16日から来月1日にわたりタイ国内でグループステージ6試合を戦うことになっていたが、上海海港の参加辞退が急きょ決定。上海海港戦2試合が中止となり、初戦は19日の傑志戦となっている。
そんな傑志は今年1月2日の試合を最後に香港リーグ戦やカップ戦が中止となっており、3カ月以上にわたり公式戦を行えていない。しかし『明報』は「傑志は先月、タイでトレーニングや親善試合を5試合行い、3勝2分と無敗を維持している」と報道。万全な準備のもとACLグループステージに臨むものとみられる。
また、ヴィッセル神戸のチーム状況については「スペインのスター、イニエスタや大迫勇也、山口蛍、酒井高徳、橋本拳人、槙野智章ら日本代表選手、元代表選手7名が所属しているが、開幕からブレーキがかかった。(ミゲル・アンヘル・)ロティーナ監督が就任したのもつい最近であり、ACL直前のセレッソ大阪戦でも敗れ、10試合勝利がない」と伝えている。
なお、傑志は今月16日にグループステージ開幕節・チェンライ・ユナイテッド戦に臨む。前評判ではヴィッセル神戸が傑志よりも格上とみられているが、高温多湿の気候のもとで早めから調整している傑志が番狂わせを演出するかもしれない。
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